「エアコンの使用を控えなければならない」は誤解! 汗のかき過ぎに要注意
「寝ているときにエアコンを使用してはいけない」と思い込んでいる人は少なくありません。これは誤解です。
夜間、汗だくで目覚め、寝付けなくなるほうが、エアコンを使用し続けるよりも体への負担は大きくなります。体温調節で自律神経が酷使されるからです。
サウナの人気が高く、どうやら「汗をかくと気分スッキリ」「デトックスにつながる」「整う」というイメージが強いようですが、服がぐっしょりと濡れるほどに汗をかくのは自律神経に負担をかけているサインと考えましょう。
汗をたくさんかいたら脱水症を起こしやすくなります。すみやかに水分を摂取してください。また、濡れた服は体温調整を妨げるので、乾いた服に着替えるようにします。
そして暑くて寝苦しい夜になりそうなときは、汗をかかない程度の温度にエアコンを設定して、一晩中つけっぱなしにしましょう。設定温度を下げ過ぎないように注意してください。
エアコンをつけて寝ていると、おなかや足だけが冷える人がいます。その場合は、腹巻きや足首ウォーマーでカバーするといいでしょう。
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「汗をかかない温度」を心がけよう |
■参考資料
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