スクワットは、実は奥深い 『ドクターズスクワット 医者が考案した「30秒で運動不足を解消する方法」』
スクワットは「エクササイズの王様」。私も編集者・ライターとして、100回以上はスクワットの記事を作成したと思います。
皆さん、一度は聞いたことはあるおなじみのエクササイズなのですが、「はいはい。またスクワットね」と侮ることなかれ。これが、なかなか奥が深いのです。
また、よく知られている割に、関節にダメージを与えるリスクも高く、「スクワットを始めたら、ひざが痛くなった」と話す人は珍しくありません。健康のために行ったことが、これでは逆効果。
そんなスクワットのやり方と効果を整形外科専門医が開設している『ドクターズスクワット 医者が考案した「30秒で運動不足を解消する方法」』。
著者の吉原 潔医師ですが、 スーツ姿でもわかる厚い胸板の持ち主で、ビジュアルがスゴイ肉体派!
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アレックス脊椎クリニックより |
それもそのはず、フィットネストレーナーでもあるのです。2017年の「ベストボディコンテスト」50歳以上の部で、グランプリも獲得したとのこと。
そんな吉原医師が考案したドクターズスクワットは、一般的なスクワットとはかなり異なります。
しゃがむ・立つを、30秒行う。
基本はこれだけ。
やり方を紹介する動画も公開されています。
やり方を紹介する動画も公開されています。
『医者が考案した「30秒で運動不足を解消する方法」ドクターズスクワット』(動画:アスコムチャンネル/YouTube)
フォームについても、一般的なスクワットとは違います。その理由は、一般的なスクワットはやり方が難しい上、慣れていない人はバランスを崩しやすいからとのこと。
その点、ドクターズスクワットは、誰もが一度はやったことがある「しゃがむ」「立つ」動作の繰り返しなので、簡単に行えます。しゃがむことが難しい人のためには、イスやテーブルを支えにする方法も紹介されています。
私も実際にドクターズスクワットを試したところ、「えっ、このくらいの強度でもいいの?」という印象を抱きました。
それでも長く続けると大きな効果が得られるそうで、体脂肪率が減ったり、食後の血糖値の上昇が抑えられたりと、さまざまなデータがこの本で紹介されていました。
家の中で簡単・安全に取り組めるドクターズスクワットを、毎日の習慣に取り入れるのもいいかもしれません。
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