7-6 心身医学的療法
心身医学的療法
生きがい療法
難病を抱えながらも、生きがいを持つことで人生を全うする「生きがい療法」は、伊丹仁朗医師が考案しました。がんになっても富士山に登る、モンブランに登るという目的に向かって日々を前向きに過ごすことが、体に備わっている自然治癒力を高めるのです。30年ほど前に大きな話題となり、多数のメディアで取り上げられ、私も伊丹医師を取材しました。
生きがい療法には、5つの方針があります。
○自分が自分の主治医のつもりで、病気と闘っていくこと
○今日一日の生きる目標に打ち込むこと
○人のためになることを実行すること
○死の不安恐怖と共存する訓練をすること
○死に対しては自然界の事実としていやいやながら認め、現実的建設的準備だけはしておくこと
体調ばかりにとらわれずに、今、目の前にあることに取り組むことで、私たちの体は病気に侵されていても元気に生きられることが、生きがい療法で確認されているのです。

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