代表取締役と社長は何が違うのか


 世の中には「代表取締役」や「社長」、はたまた「代表取締役社長」など、会社に属する人にさまざまな呼び方があります。最近では「CEO」も出てきてごちゃついているので、まとめてみました。

 まずは会社であるかどうかは問わず、よく目にする「代表」。辞書的には、「多くの人のわりに、意思示をする」ということになりそうです。

 

だい‐ひょう〔‐ヘウ〕【代表】
[名](スル)
1 その中の一部であるものが全体をよく表していること。また、そのもの。「日本を代表する風景」「若者を代表する意見」
2 法人・団体や多数の人に代わって、その意思を他に表示すること。また、その人。「卒業生を代表して答辞を述べる」「世界会議の日本代表」
3 その技術や能力が特にすぐれているということで、ある集団の中から選ばれた人。「代表選手」
[類語]代わり・代物・別物・代替・代替わり・代用・代理・代行・身代わり・肩代わり・代わる・代える・入れ代わる・成り代わる
デジタル大辞泉 

 それが法律的になると、代表権という、取引や契約、訴訟などの法的な行為を行う法律上の権限(authority)が絡んできます。
 代表取締役については代表権を持つ役職で、社長(president、語源は「前に座っている人」)についてはただの呼び名となります。

 

株式会社

法的地位(会社法)

代表取締役 
取締役 運営・業務執行を行う役員
監査役 運営や業務・財産を適正に行っているかをチェックして監査報告を作成する役員

※持分会社(合同会社、合名会社、合資会社)には代表取締役はなく、代表社員と社員(出資者)で成立
※株式会社や合同会社(出資者が社員であり経営者も兼ねる)の場合は有限責任で、合名会社は無限責任
※合資会社は、会社の負債に対して無制限に責任を負う無限責任社員と、出資額の範囲内でのみ責任を負う有限責任社員
※一般社団法人、一般財団法人などは代表理事と理事

呼称

会長
社長
CEO Chief Executive Officer、最高経営責任者
COO Chief Operating Officer、最高執行責任者
副社長
専務
常務
本部長
部長 チーフマネージャーなどとも
次長
課長
係長
主任 チーフとも
Powered by Blogger.