薬との付き合い方6 他の医薬品や食品との相互作用
※この記事は「試験問題作成に関する手引き(平成30年3月)」の「医薬品の本質」をベースに、個人的な勉強を目的として作成しています。
〇試験問題作成に関する手引き(平成30年3月)https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000082537.html
納豆がワルファリンの作用を阻害する例を以前に紹介しましたが、ある薬を、別の薬や食品と一緒に取ると、薬の作用が強くなり過ぎたり弱くなり過ぎたりすることがあります。
こうした相互作用には、以下の2パターンがあります。
〇薬が吸収、代謝(体内で化学的に変化すること)、分布または排泄される過程で起こる
〇薬が薬理作用をもたらす部位で起こる
〇薬が吸収、代謝(体内で化学的に変化すること)、分布または排泄される過程で起こる
〇薬が薬理作用をもたらす部位で起こる
相互作用を避けるために、いわゆる「飲み合わせ」を知っておくことが大事。
薬については、複数の成分が配合されています。いくつかの薬を一緒に飲むと、同じ作用を持つ成分が大量に体に取り込まれて、作用が強く出過ぎることがあります。
要注意なのは、複数の病気がある人。病気ごとに違う薬を使っているため、相互作用が起こりやすいケースです。
それから、カフェインやビタミンA、そしてハーブの成分などは、薬にも含まれていることがあります。
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photo by Olenka Sergienko(Pexels) |
驚くことに、外用薬や注射薬も、食品の影響を受ける可能性があるそうです。
普段食べているものや飲んでいるものにも意識を向けたほうがよいでしょうね。ひとまず、よくありがちな薬との飲み合わせとして、アルコール類や緑茶、紅茶、コーヒーなどは気をつけましょう。
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