7-3 冷え取り
7-3 冷え取り
足湯
野口整体とは、野口晴哉(1911~1976年)氏が開発した健康法です。多くの治療家が、野口整体に魅了されて、学んでいます。
そんな野口整体では、「6分・2分の足湯」が勧められています。
私たちの体は寝ている間に調整されるので、足湯は、夜、寝る前に行うのが特に効果的とのこと。
6分足湯をすると、左右の足で温まり方が違うことに気づきます。例えば右足が温まりにくい場合、全身についても右側の血行が悪く、冷えていて、痛みなどのトラブルが起こっています。
温まりが悪い足だけ、さらに2分足湯することで、全身の左右のバランスが取れてくるのだそうです。
6分の足湯の後で、温まり方の差がわからないときは、「なんとなくこっち」程度の判断で大丈夫。また、肩や腰、ひざなどが痛いときは、痛い側の足を2分足湯します。ちなみに、2分足湯するほうの足を左右で間違えたとしても、体に悪影響はないそうです。
「6分・2分の足湯は、ある意味、体を調整するための刺激です。ですから、足湯を日課にしないでください。足湯がしたいなという気分のとき、つまり体の声に従って行いましょう」と整体師は話していました。
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| ひざ掛けなどで保温し、足湯の後は水気をしっかりとふき取る |
この整体師によると、寝るときに、足の冷えを気にして靴下をはくと、頭が休まらず、よく眠れないとのこと。ですから、足先の出るレッグウォーマーを勧めていました。
「足湯は大変」という人は、温かいおしぼりを使って、アキレス腱の辺りを中心に温めればよいそうです。
湯たんぽ
湯たんぽや電気あんかなどで体を温めると、血流がよくなり、痛みの原因になる物質などが速やかに取り除かれます。
班目健夫医師は湯たんぽを使った冷え取りを推奨しています。
まず、湯たんぽを使う場合には、以下に注意しましょう。
○容量が2リットル以上の湯たんぽを使う。
○80℃以上のお湯を湯たんぽに入れる。沸騰したお湯が望ましい。やけどに注意。
○湯たんぽの素材はどんなものでもかまわないが、陶器の場合、入れたお湯が冷たくなりやすいうえ、割れる危険もあるのでお勧めしない。
○おなか→太もも→お尻→二の腕の順番で湯たんぽを移動させる。
○1つの部位につき、湯たんぽで温めるのは3~10分。汗をかく前に次の部位に湯たんぽを移動させる。
○湯たんぽはお湯をこまめに取り換えて、1日中使う。外出するときは携帯用の着火式カイロ(アウトドア用品としても扱われている)を利用し、お尻までカバーする下着や毛糸のパンツなどでお尻を保温する。
■やり方
1 おなか
いすに腰かけ、湯たんぽを両手でおなかに抱えて温める。
2 太ももの前面
湯たんぽを太ももに乗せ、ときどき位置をずらしながら、ひざから太もものつけ根まで温める。
3 お尻
湯たんぽをいすの背に立てかけて、腰からお尻までを温める。
4 二の腕
テーブルなどの上に湯たんぽを置き、二の腕の裏側を当てて温める。
○80℃以上のお湯を湯たんぽに入れる。沸騰したお湯が望ましい。やけどに注意。
○湯たんぽの素材はどんなものでもかまわないが、陶器の場合、入れたお湯が冷たくなりやすいうえ、割れる危険もあるのでお勧めしない。
○おなか→太もも→お尻→二の腕の順番で湯たんぽを移動させる。
○1つの部位につき、湯たんぽで温めるのは3~10分。汗をかく前に次の部位に湯たんぽを移動させる。
○湯たんぽはお湯をこまめに取り換えて、1日中使う。外出するときは携帯用の着火式カイロ(アウトドア用品としても扱われている)を利用し、お尻までカバーする下着や毛糸のパンツなどでお尻を保温する。
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| 古くから使われてきた湯たんぽ(写真/Tomo.Yun ) |
■やり方
1 おなか
いすに腰かけ、湯たんぽを両手でおなかに抱えて温める。
2 太ももの前面
湯たんぽを太ももに乗せ、ときどき位置をずらしながら、ひざから太もものつけ根まで温める。
3 お尻
湯たんぽをいすの背に立てかけて、腰からお尻までを温める。
4 二の腕
テーブルなどの上に湯たんぽを置き、二の腕の裏側を当てて温める。
白湯
朝に白湯(さゆ)、つまり一度沸騰させたお湯を飲む健康法は、アーユルヴェーダというインド伝統医学の一つのメソッドとして、よく知られています。
ところが、アーユルヴェーダの古典『チャラカ・サンヒター』には、ちょっと違うことが書かれているようです。アーユルヴェーダの研究者に、『チャラカ・サンヒター』の英訳本を見せてもらって説明を受けたことがありました。
『チャラカ・サンヒター』では、朝よりも夜の寝る前に白湯を飲むことを重視しているのだそうです。
「朝起きたときは、飲む水の温度を気にするよりも、たくさん飲んだほうがよいようです」とアーユルヴェーダの研究者は話していました。朝、目覚めてすぐはちょっとした脱水状態なので、たくさん水分を取ったほうがいいというのは、西洋医学でもいわれていることです。熱い白湯だとたくさん飲むのがつらいから、温度が高くなくてもいいようです。
熱い白湯を飲んだほうがいいのは、むしろ寝る前。60度以上の白湯をカップ1杯ぐらい、ゆっくりと飲むことで、便秘や不眠の解消に効果があったと、アーユルヴェーダの学会で発表されたのだそうです。
「朝、顔がむくむから」などの理由で、寝る前に水分を控える人は少なくありません。
ただ、寝る前に水分を取ると顔がむくむというのは誤解のようです。眠っている間の体内の水分不足で、血流が悪くなり、血液中の水分が血管から漏れてくるので、結果としてむくむとのこと。
さらに、寝ている間に体内の水分が不足すると、朝起きたときに脳梗塞が起こりやすいと西洋医学で指摘されています。寝る前にコップ1杯程度の水分を摂取するように勧めている医師もいました。
ところが、アーユルヴェーダの古典『チャラカ・サンヒター』には、ちょっと違うことが書かれているようです。アーユルヴェーダの研究者に、『チャラカ・サンヒター』の英訳本を見せてもらって説明を受けたことがありました。
『チャラカ・サンヒター』では、朝よりも夜の寝る前に白湯を飲むことを重視しているのだそうです。
「朝起きたときは、飲む水の温度を気にするよりも、たくさん飲んだほうがよいようです」とアーユルヴェーダの研究者は話していました。朝、目覚めてすぐはちょっとした脱水状態なので、たくさん水分を取ったほうがいいというのは、西洋医学でもいわれていることです。熱い白湯だとたくさん飲むのがつらいから、温度が高くなくてもいいようです。
熱い白湯を飲んだほうがいいのは、むしろ寝る前。60度以上の白湯をカップ1杯ぐらい、ゆっくりと飲むことで、便秘や不眠の解消に効果があったと、アーユルヴェーダの学会で発表されたのだそうです。
「朝、顔がむくむから」などの理由で、寝る前に水分を控える人は少なくありません。
ただ、寝る前に水分を取ると顔がむくむというのは誤解のようです。眠っている間の体内の水分不足で、血流が悪くなり、血液中の水分が血管から漏れてくるので、結果としてむくむとのこと。
さらに、寝ている間に体内の水分が不足すると、朝起きたときに脳梗塞が起こりやすいと西洋医学で指摘されています。寝る前にコップ1杯程度の水分を摂取するように勧めている医師もいました。



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