もう一度、『頭に来てもアホとは戦うな!』
私は『頭に来てもアホとは戦うな!』の「アホと戦う人の特徴」に合致しているために、イライラすることが多いように思います。
●正義感が強い … 「成敗してやる」「説教してやる」と怒りに固執する勧善懲悪思想
●自信にあふれる … 「自分が正しい」「自分のほうが頭がいい」「相手を論破できる」「相手に勝てる」という自信
●責任感が強い … 「自分のせいで」と背負い込む勘違い
●プライドが高い … 他人と張り合って自分を見失う未熟者(大人の癖に……)
●おせっかい … お人好しで純粋
●自信にあふれる … 「自分が正しい」「自分のほうが頭がいい」「相手を論破できる」「相手に勝てる」という自信
●責任感が強い … 「自分のせいで」と背負い込む勘違い
●プライドが高い … 他人と張り合って自分を見失う未熟者(大人の癖に……)
●おせっかい … お人好しで純粋
つまりは、ナイーブ(英語本来の意味は「子どもっぽい」)ということ。
日本社会だと、議論は個人の人格攻撃と捉えられがちで、吹っ掛けると敵を増やすことになりかねません。
だから、「無駄に戦わない」「戦うべきタイミングと相手を選ぶ」ことが大切になるのです。
ムキになってアホと真正面から関わっても、また、「どうしてあなたはアホなのか」を説明しても、憎まれたり恨みを買ったりするだけで、いいことは一つもありません。
『孫子の兵法』には、「敵の10倍の戦力であれば、敵を包囲すべきである。5倍の戦力であれば、敵軍を攻撃せよ」と書かれているそうです。
言い換えると、五分五分や2~3倍程度なら、攻撃しないほうがいい、もっと言えば逃げたほうがよいということになるでしょう。
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photo/Visually Us |
そうなってくると、相手の状況と力量が把握できない限りは、アクションを起こさないほうがいいわけです。反射的な行動はNGで、カッとしたときには幽体離脱して、自分を上から観察するように意識をするといいそうです。よく使われるのは「俯瞰的に見る」という言葉ですね。
相手と自分を観察して、相手にアップサイド(将来の見込み)がありそうなら関わる、そうでなければ一目散に逃げて、お互いに忘れるのが幸せなことなのです。
人生は一度きり。いつ、私の大事な人たちとの別れがやって来るのかは、わかりません。
自分の人生の核となる人たちとの時間を大切にして、やりたいことを今やっていき、そのときを迎えたほうがよさそうです。
だからもう一度、『頭に来てもアホとは戦うな!』。
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