7-4 リフレクソロジー

リフレクソロジー

 あくまでも個人的な印象ですが、西洋医学に限らず、東洋医学やアーユルヴェーダも、「理屈っぽくて、疲れているときには受け入れにくい」ということはありませんか?
 状況を観察し、言葉を使って思考・分析することはもちろん大事です。ただ、不眠などで心身がだるいときには、やってられないですよね。

 そんなときにお勧めしたいのが、リフレクソロジー(反射療法、ゾーンセラピー)です。「足つぼマッサージ」などと呼ばれていますが、東洋医学のツボとはまったく異なる考え方です。

 リフレクソロジーでは、手や足、耳など体の一部分に、自覚している全身の不調だけでなく、隠れた問題も現れているといわれています。例えば、足の土踏まずをもんだときにジャリジャリしたしこりがあるときは、胃腸に問題があり、本人は平気と思っていても内臓にはダメージがたまっていると考えられています。

 特に足裏の反射区(ゾーン)の図はインターネットサイトなどで掲載されることも多く、「見たことがある」という人も少なくないでしょう。
フリー素材の足裏の反射区



 足の場合、基本的には、次のように対応していると考えるといいでしょう。
〇足の親指 頭部に対応
〇土踏まずより上(指側) 肩・胸に対応
〇土踏まず 腹部に対応
〇かかと 骨盤内部に対応
〇足の内側 背中に対応
〇足の外側 手足に対応

 例えば、足の裏をまんべんなくもんでみて、土踏まずのところがゴリゴリとして気持ちよさを伴う痛み(痛気持ちよい)を感じたら、胃腸の調子が悪いことが心身の不調の原因ではないかと推測できます。

 なお、反射区の図はどれも同じに見えるでしょうが、実は治療家によって微妙に異なっています。また、もむのは右足からか左足からかという点も、治療家によって違い、一般的にイギリス式は右足、台湾式は左足から始めます。「どちらがよい」ということはありません。自分で足をもむ場合は、もみたいほうからもめばよいのではないでしょうか。
 まれに「足裏を木の棒で強くゴリゴリと押す」という施術を勧めている治療家もいましたが、多くは「痛みが強すぎると体が緊張して逆効果なので、痛気持ちよい力にとどめましょう」と指導していました。

 食後2時間を避け、足が冷えているときは足浴などで温めてから、心地よいと感じる力で足をもむといいでしょう。

手相

 手のひらで体調や潜在的な意識を知るには、手相が大きな手掛かりとなります。
 運勢は体調の影響を大きく受けます。生命線のカーブが大きいほど長命だと手相でいいますが、手のひらの親指のつけ根の膨らみは胃腸と対応していて、消化力が表れているのです。


 ちなみに、感情線や頭脳線も循環器系・神経系と対応しているとされています。感情線が乱れていれば、占いだとほれっぽいとか束縛したがるなどと判定します。体の面では血圧に異常があり、精神的に不安定な状態と考えられるのです。

 手のひらで注目したほうがいいのは、もともとの線の長さや丘の豊かさよりも変化。細かいシワが増えて線がぼやけてきた、色がまだらっぽくなってきたなどは、自覚していない心身の変化の現れ。手のひらを見る習慣をつけることで、潜在的な問題にも気づける可能性があるのです。

 足の場合と同様に、食後2時間を避け、手のひらをまんべんなく、心地よいと感じる力でもむといいでしょう。


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