コンテンツマーケティングって何だ?
コンテンツマーケティングは、価値のある無料コンテンツを作成して共有することにより、見込み客を引き付け、見込み客を顧客に変える。コンテンツマーケティングは、企業が持続可能なブランドロイヤルティを生み出し、消費者に貴重な情報を提供し、将来的に企業から製品を購入する意欲を生み出すのに役立つ。この比較的新しい形式のマーケティングは、直販営業を介さない。代わりに、オーディエンスとの信頼関係を築く。
上記のWikipediaの文章で「見込み客」というワードが登場します。
○見込み客:会員登録や資料請求が完了して、自社の商品やサービスに関心があり、近い将来購入の可能性がある人々
○潜在顧客:自社の商品・サービスへの関心が薄い層(商品やサービスの魅力を知ってもらうことで、見込み客に転換する可能性あり)
今の世の中、情報があふれかえっています。そのため、情報に飽きて、疲れている人も少なくありません。「ネット断ち」「スマホ断ち」「デジタルデトックス」という言葉も生まれているのには、このような背景があります。
また、ネットやテレビ、そして町中でも広告が垂れ流されて、家にはチラシが投函され、呼んでもいないのにセールスマンがやってきます。ですから、売り込みは嫌われるものです。
そんな中、インフルエンサーが登場しました。「この人が流す情報は役に立つ」と多くの人に認識されているので、見込み客が得られやすいのです。
大切なのは、有用な情報の発信者であると認識してもらうことです。
有用な情報の発信者と認識されやすいのは、権威や肩書き、実績といったブランドを持つ人です。例えば、医師免許を持っている、大学教授であるという条件だけで、多くの人は「この人のいうことだから間違いない」と影響を受けるものです(もちろん、権威や肩書きのある人でも誤った情報を多数流しているので、要注意ではありますが、一般論として)。
例えば、ある医師がインフルエンサーとしましょう。その人物は、医療とは関係ない、政治にも言及することが、ネット上では珍しくありません。そして専門外の情報でも、それなりの影響を及ぼしているケースが多数存在します。
逆に、経営者だった有名インフルエンサーが、まったく専門外の医療関係の情報を発信し、本まで出版しています。
以上のことから、有用な情報の発信者であると認識されていたら、専門外の情報も流してよい状況になります。
メディアを運営する場合、できるだけ毎日、同じ時間に投稿することで、読者が増え、記事を見てもらえる可能性が高くなると、一般的にいわれています。「定期的」ということで、信頼が生まれるのです。
また、一度にたくさんの投稿をするよりも、少しずつ継続することが重要です。
投稿を専門分野だけに限定すると、ネタ切れを起こしやすくなります。ですから、専門外のことでも情報を発信する必要があるといえます。
ネットには、拡散するという性質があります。記事が「読んでほしい」と想定する読者に届くまでには、さまざまな読者を経由しているのです。
そのため、あまりにもターゲットが狭く、深く掘り下げた話題は、コンテンツマーケティングには不向きです。「あまり読まれていないが、いい記事」は、コンテンツマーケティングでは役に立たないのです。
テキスト、画像、動画など、さまざまなコンテンツがネット上にあります。これらをバラバラで運用するのではなく、複合的に組み合わせたほうが、見込客の獲得に効果的です。
【コンテンツマーケティングのコンテンツの種類】
○ブログ
○ホワイトペーパー:企業の概要や製品・サービス情報、見込み客の役に立つデータなどをPDFなどにまとめた資料
○SNS
○動画
○メルマガ
○プレスリリース:報道機関などメディアへ向けた資料
○ウェビナー:オンライン上で行われるセミナーできる利便性が挙げられます。リアルタイム配信では、視聴者と講師のコミュニケーションをとりながら進めていけるため、関係の構築にも効果的といわれています。
そして、潜在顧客を見込み客に変えるには、アンケートに答えてもらって会員登録してもらったり、資料請求をしてもらったりする仕組みを整備しなければなりません。見込み客になって初めて、商品などを売り込める状況になるのです。
■参考資料
【やらないと損】コンテンツマーケティングとは?定義や手法、進め方を解説!
見込み客
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