場所・地域に備わる「エナジー」に注目する
私はライターの仕事で銀座や青山に出かけることが多々あります。その理由は、美容の専門家がたくさんいるから。美容関連の記事を作るには、巣鴨や上野ではなく、銀座や青山に行くしかないわけです(巣鴨や上野もおもしろい場所で、私は好きです)。
美容系のクリニック・サロンが銀座や青山、自由が丘などで開業するケースは少なくありません。すでにたくさんのライバルが存在し、家賃も高いはずなのに、わざわざこうした場所を選んでいるのです。
加えて、「もっときれいになりたい」というモチベーションが高い女性は、近所で自分のニーズを満たそうとせず、わざわざ銀座や青山まで足を運びます。
ある目的のためにわざわざ人が集まってくる場所、言い換えれば人を引き寄せる力を持つ場所を、私は「エナジースポット」と呼んできました。
メディア関連の会社は、多くが山手線内にあります。
ネットニュースの会社などは、データのやり取りはメールで、仕事関係者が顔を合わせる機会はめったにありません。ですから、家賃が安くて温暖な静岡に会社を作ってもいいはずなのですが、なぜか山手線内の雑居ビルに入っているのです。
美容のエナジースポットが銀座や青山で、メディアのエナジースポットは山手線内。
ちなみに本のエナジースポットは神保町。本屋も出版社も密集しています。本がとても好きな人や「どうしても欲しい本がある」という人は、やっぱり近所で自分のニーズを満たそうとせず、わざわざ神保町まで足を運びます。
千葉県市川市というのは東京の隣にある、とても利便性がいい場所で、ここに住む人々は都内のエナジースポットに引き寄せられがち。私が経営していた古本屋「知恵の木」には「さっき神保町に行って本を探していたの!」と報告しに来る女性がいたりして、「ここで私が古本を売っているのもなんだかな……」と思っていました。
ただ、市川に住み続けている人やわざわざ引っ越してくる人がいるので、その理由を探れば市川が何のエナジースポットかが見えてくるのではないでしょうか。
例えば、巣鴨がおばあちゃんたちのエナジースポットで、上野アメ横は激安・爆買いのエナジースポット。
こうした地域のエナジーを見極めることで「身の丈ビジネス」が生まれるかもしれません。
ところで、市川駅北側の大門通りは、10年ほど前までジャズのエナジースポットだったそうです。有名なマスターがライブハウスを大門通りで経営していて、東京からジャズマンがマスターのお店に何度も足を運んでいたのだとか。しかし、マスターが亡くなるとエナジーが消えてしまったようで、今の大門通りにその名残はありません。
エナジースポットのエナジーとは、その土地自体に宿っているわけではなく、絶えず流れ動いているもので、カリスマ的才能(経営手腕も含め)や期待感、動機など私たち人間が作り出しているようです。
美容系のクリニック・サロンが銀座や青山、自由が丘などで開業するケースは少なくありません。すでにたくさんのライバルが存在し、家賃も高いはずなのに、わざわざこうした場所を選んでいるのです。
加えて、「もっときれいになりたい」というモチベーションが高い女性は、近所で自分のニーズを満たそうとせず、わざわざ銀座や青山まで足を運びます。
ある目的のためにわざわざ人が集まってくる場所、言い換えれば人を引き寄せる力を持つ場所を、私は「エナジースポット」と呼んできました。
メディア関連の会社は、多くが山手線内にあります。
ネットニュースの会社などは、データのやり取りはメールで、仕事関係者が顔を合わせる機会はめったにありません。ですから、家賃が安くて温暖な静岡に会社を作ってもいいはずなのですが、なぜか山手線内の雑居ビルに入っているのです。
美容のエナジースポットが銀座や青山で、メディアのエナジースポットは山手線内。
ちなみに本のエナジースポットは神保町。本屋も出版社も密集しています。本がとても好きな人や「どうしても欲しい本がある」という人は、やっぱり近所で自分のニーズを満たそうとせず、わざわざ神保町まで足を運びます。
千葉県市川市というのは東京の隣にある、とても利便性がいい場所で、ここに住む人々は都内のエナジースポットに引き寄せられがち。私が経営していた古本屋「知恵の木」には「さっき神保町に行って本を探していたの!」と報告しに来る女性がいたりして、「ここで私が古本を売っているのもなんだかな……」と思っていました。
ただ、市川に住み続けている人やわざわざ引っ越してくる人がいるので、その理由を探れば市川が何のエナジースポットかが見えてくるのではないでしょうか。
例えば、巣鴨がおばあちゃんたちのエナジースポットで、上野アメ横は激安・爆買いのエナジースポット。
こうした地域のエナジーを見極めることで「身の丈ビジネス」が生まれるかもしれません。
ところで、市川駅北側の大門通りは、10年ほど前までジャズのエナジースポットだったそうです。有名なマスターがライブハウスを大門通りで経営していて、東京からジャズマンがマスターのお店に何度も足を運んでいたのだとか。しかし、マスターが亡くなるとエナジーが消えてしまったようで、今の大門通りにその名残はありません。
エナジースポットのエナジーとは、その土地自体に宿っているわけではなく、絶えず流れ動いているもので、カリスマ的才能(経営手腕も含め)や期待感、動機など私たち人間が作り出しているようです。
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