子どもの作文能力が伸びないのは、教える側の問題かも

 子どもの作文能力が伸びないのは、教える側の問題かもしれません。

 作文を教えるときに、作文の意義と全体像を子どもにも見せていますか? 自分勝手に進めていませんか?

 子どもが書けなくなったときには、「怠けている」と心や性格ではなく、実際の行動に目を向けましょう。教える側が望ましい行動を実際にやって見せた後で、子どもにも実践させて、身に着けさせるわけです。
 その際、子どもの行動を認めていることを、「できているよ」「よくやっている」と言葉やジェスチャーを使って伝えます。

 子どもに教えたり指示したりするのは、1回に3つまで。教える側が、「やらなくてもいいリスト」(劣後順位)を作って、子どもと共有します。たくさんのことを押し付けないよう注意しましょう。


 無駄なことは、「わかりましたか?」と子どもに尋ねること
 「わかった」と答えるのは当たり前で、そもそも子どもは「わかる」が何を意味しているのかをわかっていません。「わかったと言った癖にできていないじゃないか」と腹を立てるのは本末転倒。
 ここでも大事なのは、行動。子どもの行動の中身をチェックして、具体的に質問したり、具体的なやり方を指示したりしましょう。


 目標とする行動については、細分化をし(スモールステップ)、小さな達成感を積み重ねるようにします。

 また、行動の内容を次の2つに分けます。
1 決まり事
2 技術

 作文では、1は文法など、2は書き方です。


 書き方の技術は、以下のとおりです。
●自分が思ったことを理解してもらう
●読み手を具体的にイメージする
●一文をできるだけ短くする
●読点を少なくする(たくさんついた場合は、文を分けられるはず)
●できるだけ肯定文にする(二重否定や比喩を用いた否定は誤解を生む)
●段落の主題を1つにする
●主語の不在に注意
●主語と述語を対応させる
●副詞の対応
 必ず~する
 決して~しない
 全然~ではない




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