鼻詰まりやのどの痛みに「ミントショウガティー」

 気温差が激しいここ数日、鼻詰まりとのどの痛みに悩まされました。それでフレッシュミントとレモンバームで、ショウガミントティーを作りました。


 フレッシュハーブで作るお茶との出合いは、20年近く前のことです。
 中野にある一軒家の助産院で、鍼灸師の女性を取材していました。
 その女性が「お茶をお出ししますね」と言うと、取材している部屋から庭に出てハーブをつみ始めたのです。ガラスポットにハーブの葉をちぎって入れ、お湯を注ぎ、私たちにお茶を振る舞ってくれました。

 そのときはビックリしました。私には「ハーブティーとは、乾燥した茶葉が販売されているもの」という固定観念があったからです。
 庭からハーブをつんでくる?
 生のハーブでお茶を入れる?
 頭の中は疑問だらけで飲みましたが、そのハーブティーの草っぽい風味が新鮮でした。

 それ以上に「庭でハーブをつんできてお茶を振る舞う」という大胆さが、なんだか格好がよくて、いつまでも印象に残っていました。

 こうして私もマネをして、狭い庭にハーブを植えたのでした。

 シソ科のミントとレモンバームについては、体を冷ます作用が炎症の抑制に役立つほか、体が発散する働きを助けて呼吸を楽にする効果があると期待できます。
 ショウガも同様に呼吸を楽にする効果が期待できるのですが、体を温める作用があるとされています。
 ミントとレモンバーム、ショウガをお湯に浸して出したショウガミントティーにハチミツを加えると、呼吸を楽にしながらも体を冷やさず、のどを潤す効果も加わるでしょう。

 理屈はさておき、私は鼻とのどの調子がよくなるのでショウガミントティーを飲んでいます。

 作り方は大胆かつ簡単。
ミントやレモンバームを適当につんできて、葉をちぎってポットに入れます。



 ショウガは薄切りにすると3枚分を千切りにしてポットに加えたり、チューブのショウガを5ミリ分ほど使ったりします。
 熱々ではないお湯をポットに入れ、3分ほど待ちます。
 ショウガミントティーをカップに注ぎ、ハチミツを加えて混ぜたら出来上がり。

 ミントについては、ドクダミと同じく根で増えるため、今やほぼ雑草です。空き地や川原に群生しています。その辺のミントをつんでくればいいでしょう。


 庭では決して地植えしないこと。気づけばミントがウジャウジャという困った事態に陥るはず。

 フレッシュハーブを振る舞ってくれた鍼灸師の女性には、その後も何度か取材をしました。取材中には「空気を食べて生きている僧侶」など不可思議な話もたくさん出ました。しかし、フワフワとした観念っぽさではなく、地に足が着いている印象を受けました。
 お産にかかわる仕事はおおらかで混沌していながらも、確かさがあるのかもしれません。
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