取れないコーキングの黒ずみは、交換するか、隠すか、気にしないかの三択

水回りの白いコーキングに現れる、黒いポツポツ。
黒カビです。

きっと皆さんも、カビ取り剤を使ったり、漂白剤をパックしたり、ゴシゴシこすったりして、懸命にカビ退治を行ってきたことでしょう。
だけど、取れない……

カビ自体は死んでも、色素が残ってしまったようです。この場合、古いコーキングをはがして、交換するしかないとのこと。

カビ取り剤を使った後に残った色を、どう対処するのか?

「色だけだから、気にしない」というのが一番です。いろいろな薬剤を使って落とそうとすると、アレルギーなどを引き起こすリスクが高まります。

とはいえ、黒いポツポツが目に入ると、私は個人的に腹が立つのです。
「だったら、黒を白く塗りつぶせばいい」と思い立ち、検索すると、すでに商品がありました。みんな、考えていることは同じなのですね。

私が実際に使用したのは、100円ショップで入手したマスキングテープと、白の油性ペンです。


目地用として売られている塗料を調べたところ、製品によってまちまち。油性ペンのインクと同じ成分のものもあったため、まずは身近な100円ショップの商品を試しました。


黒いポツポツが広範囲に広がっているところは、マスキングテープ。浴室と、範囲が小さい箇所は、白の油性ペン。
どちらも、水気をしっかりと取り除いてから使用することがポイントです。
そして油性ペンを使うときは、換気をしっかり行いましょう。有機溶剤のにおいがするため、気持ち悪くなる場合もあるからです。

油性ペンについては、均一に塗るのが非常に難しく、インクが大量に出てコーキングからはみ出したところもあります。
これは、「黒いポツポツと、白いはみ出しと、どちらのほうがマシか」という判断になります。私は白いはみ出しのほうが気になりません。

我が家は築10年で、熱心に家事を行う家庭ではないため、あちこちにボロが出てきています。黒カビもその一つ。
黒カビを色素ごと根絶するか、隠してごまかすか……これは、老化現象である顔のシミと通ずるところがある気がしています。

シミを根絶するとなると、レーザー治療などお金がかかるし、相応のリスクがあります。
コンシーラーで隠すほうが手軽。ただし、ちょっと面倒かもしれません。
まあ、そもそも人間というものは、他人の顔をあまり見ていません。自分の顔は、自分しかじっくりと見ていないわけです。ですから、シミは自分が気にしなければ、それだけで解決する問題。

黒カビも、コーキング交換するか、色を塗るなどして隠すか、気にしないかの選択肢の中から、自分に合ったものを選ぶということですね。

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