「詐欺師さん、巷(ちまた)を港(みなと)と読んでしまう」という悲報について
巷(ちまた)を港(みなと)と読んでしまった「詐欺師さん」(by 滝沢ガレソさん)。これは、竹花貴騎さんを指しているとのこと。
ウィキペディアには、以下のように書かれていました。
竹花 貴騎(たけはな たかき、1992年(平成4年)6月4日 - )は、日本の実業家、起業家、投資家、YouTuber。MDS FUND DUBAI LLC. 創業者・代表取締役。株式会社Lim元代表取締役[1]。MDS Limited(香港)・MDS Pte,Ltd. (シンガポール)代表取締役[2]。その他、12社の法人の代表を務めている。
MDSという会社のサイトは、実にかっこいいですね。なんとなく、ヘリコプターを院長が操縦している高須クリニックのCMを彷彿させてる気も。中央の、白髪ひげのご老人が気になります。
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https://www.mds-fund.com/fundより |
ガレソさんが「詐欺師さん」と呼んだ理由は、以下のとおりです。
3年前にGoogle出身という肩書きが嘘だとバレたのを皮切りに、・数億円の自宅がただのホテルだった・プライベートジェットが他人の飛行機だった・Google出身の妻もソフバンショップ店員だった・自社海外支店が雑コラ画像だった等が判明してます
https://twitter.com/takigare3/status/1713494887503663308
「雑コラ画像」というのは、ネット上から「なんだかすごそう」な画像を持ってきて、フォトショップ辺りのソフトを使ってあたかも自社であるかのように加工した画像です。
ほかにも、竹花貴騎さんの会社のスタッフとしてアップされていたのが、まったく別の会社の人という案件も、多数ネットで報告されていました。
自称資産100億円 でGoogle出身のビジネス系スーパーYouTuberの「竹花貴騎」さん
スーパーなだけに、有名人と多数対談しています(敬称略)。
○槙野智章
○石破茂
○渡部尚(東村山市長)
○青汁王子
○田端信太郎
特筆すべきは、言い逃れ力。
竹花さんは今なお言い逃れされてまして、こちらは彼のカモ達に限定公開された釈明動画です。やはり弁が立ちます。こりゃ騙される人も出てくるわという印象を受けました
ちなみに竹花貴騎さんはバランスシートのことも「貸借対照表」ではなく「賃借対照表」だと勘違いしていて当時話題になりました。2020年の詐欺バレ以降も口の上手さでなんとか話題が風化するまで乗りきって、現在も敏腕経営者インフルエンサーとして活躍中です
対談相手の中には、過去に竹花貴騎さんに対して批判的だった人も含まれています。それが、対談しちゃうとコロッと「いい奴だった」と評価が反転するわけです。恐ろしいほどの口のうまさ……
今回、ガレソさんが竹花貴騎さんについてポスト(Tweet)したのは、ガレソさんが竹花貴騎さんのやらせ広告を依頼されたことのようです。
【謝罪】この動画の敏腕経営者 竹花貴騎さんですが、バカを騙して年間契約の高額オンラインサロンに加入させ荒稼ぎしているだけで、詐欺罪で捕まった事はないそうです。心より謝罪します。また、同氏より「年1000万円で案件を振るので私の良い面のみツイートしてくれ」と提案があり、お断りしました!
この"謝罪"から、SNSのよい情報を鵜呑みにしてはいけないという教訓が得られました。金をもらって情報を流すインフルエンサーが多数いるということ
ちなみに、デジタル新潮にも取り上げられていました。「口がうまい」と評判だったのですが、動画でも「トークも上手で説得力がある」とのこと。
動画の内容はともかく、バカだの何だのと、相手を口を極めて罵っていたからだ。ただ、登録者数が多いのにはわけがあるのではないかと思い、ずっと動画を見続けてきた。確かに若者をわくわくさせるようなことを言うし、トークも上手で説得力がある。そのうえあの華麗な経歴だ。ファンが付くのも当然だろう。竹花氏のマウンティングに閉口した方も少なくないだろう。青汁王子、鴨頭嘉人、堀江貴文の各氏らをこき下ろす。そうすれば自分が優位に立てるからだろうか。しかし、一旦逆風が吹き始めると、誰も手を差し伸べてくれないのがこの世の中の厳しいところだろう。
もし竹花氏の経歴が最初から、出身地である「東村山のヤンキー」であったら、彼の発言に価値を見いだし、お金を払ってまでオンラインサロンに入ろうとしただろうか。
「そういうやり方もある」「いまが良ければ過去はどうでもいい」「背伸びしたっていいじゃないか」などと、彼の虚飾に賛同する声も多い。第二、第三の竹花氏が現れる土壌がここにあると感じる。
竹花貴騎さんの特徴
○経歴詐称はどんどんやっちゃう
○実際にはないもの(オフィス、スタッフなど)を、フォトショップその他で画像にして、ネットにアップしちゃう
○英語で喋る動画、海外の家(実際はホテル)の写真など、日本人の「海外コンプレックス」を刺激しちゃう
○ウソがばれても、堂々と振る舞っちゃう
○口がうまくて、誰が相手でも仲良くなれる自信を持っちゃう
○主戦場はInstagramにしちゃう(Xだと疑り深い人間が多過ぎる)
○自分の強みだけで勝負しちゃう(口のうまさ一本で世間を渡り切ろうとしているように見える)
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