体のゆがみを調整してカゼをうまく経過させる「6分・2分の足湯」
「体のゆがみを気にしている人は増えている」と、野口整体を学んでいる整体師が話していました。
ただ、立った状態で骨盤や肩の高さが左右で違っていても、それほど困ったことにはならないそうです。人間の内臓は、心臓が左側、肝臓が右側にあります。体の中が左右対称ではないので、見た目の左右も違っているのが当たり前。ゆがみは自然体なんだと、気にしなくていいということです。
問題なのは、体を動かしたときや機能面でのゆがみ。「いつも左足が冷たい」「左足の指をよくぶつける」「左足をくじく」「左ひざが痛む」「左腕が上がりにくい」というように、たいてい体の片側ばかりに故障が現れます。これは、体が弾力を失って、左右差が大きくなっている証拠とのこと。
こうしたゆがみが大きくなると、ギックリ腰で起き上がれなくなったり、心臓病などにポックリやられてしまったりするそうです。
体は実にうまくできていて、左右差が大きくなってくると自分で調整しようとすると、野口整体では考えられています。
このような体の調整作用の一つが、カゼです。鼻水やクシャミをどんどん出して、熱を上げて、体は自らを整えていきます。ですから、カゼを引いた後は、体がスッキリするわけです。カゼは体を大掃除するチャンス。
ただ、カゼがダラダラ続くと厄介で、体力が失われてしまいます。
大事なことは、うまくカゼを経過させること。
整体師に教わった方法が、「6分・2分の足湯」です。
私たちの体は寝ている間に調整されるので、足湯は、夜、寝る前に行うのが特に効果的とのこと。
6分足湯をすると、左右の足で温まり方が違うことに気づきます。例えば右足が温まりにくい場合、全身についても右側の血行が悪く、冷えていて、痛みなどのトラブルが起こっています。
温まりが悪い足だけ、さらに2分足湯することで、全身の左右のバランスが取れてくるのだそうです。
6分の足湯の後で、温まり方の差がわからないときは、「なんとなくこっち」程度の判断で大丈夫。また、肩や腰、ひざなどが痛いときは、痛い側の足を2分足湯します。ちなみに、2分足湯するほうの足を左右で間違えたとしても、体に悪影響はないそうです。
「6分・2分の足湯は、ある意味、体を調整するための刺激です。ですから、足湯を日課にしないでください。カゼを引きかけたときや、足湯がしたいなという気分のとき、つまり体の声に従って行いましょう」と話していました。
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| ひざ掛けなどで保温し、足湯の後は水気をしっかりとふき取る |
この整体師によると、寝るときに、足の冷えを気にして靴下をはくと、頭が休まらず、よく眠れないとのこと。ですから、足先の出るレッグウォーマーを勧めていました。
「足湯は大変」という人は、温かいおしぼりを使って、アキレス腱の辺りを中心に温めればよいそうです。
※野口整体
野口整体とは、野口晴哉氏(1911~1976)が開発した健康法です。多くの治療家が、野口整体に魅了されて、学んでいます。

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